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建築確認申請、未だ許可下りず・・・。その①

10月1日は待ちに待った着工の日だったのですが・・・・、
ショック・・・。I工務店さんが提出している建築確認申請に許可が下りていません。
なので、明日から着工できませーーーーん。orz
(今回は失敗ポイントをメモする予定でしたが、急遽、予定を変更します。)


さて、事件の顛末を時系列に順を追って書いていきましょう。
事件が起こったのは、地鎮祭が行われた週の月曜日まで遡ります。

9月12日(月)/ 地鎮祭4日前
ハグ家の建築確認申請書を提出した役所から、I工務店さんに回答があったそうです。
「建築不可!!」
「理由は、接道する道路が建築基準法に適合した道路ではないから」
営業さんは慌てました。
建物仕様が理由で不可ならまだしも、そもそも大前提である土地が建築するのに適していない。
まず出だしの一歩目を踏み外していいます。

では誰の判断でスタートしたかというと、
土地の売買を仲介したP不動産屋さんです。
P不動産屋さんはセットバックをすることを条件に建築可能と明記して、土地を販売していました。
※セットバックとは、接道する道路が4m以下の場合、道路中心から2m後退(バック)した場所からしか家を建てることが出来ない。

ということで、P不動産屋さんへ問い合わせしました。


9月13日(火)/ 地鎮祭3日前
P不動産屋さんも慌てました。
そのような話は寝耳に水。
では誰の判断で建築可能と判断したかというと、ハグ家の土地(A土地)がある町の役場。
ということで、早速、担当部門へ確認に行きました。
その時の内容は以下の通りです。
P不動産:A土地の建築申請を出したところ、接道が建築基準法に適合した道路ではないと言われました。
P不動産:以前こちらの窓口で聞いた時、「セットバックすれば建築可能」といわれました。
P不動産:なぜ、判断が異なるのですか?
役場担当:A土地の接道は建築基準法に適合していませんので、建築不可です。
役場担当:誰が言ったのですか?
P不動産:誰が言ったかは覚えていませんが、ここの窓口の人が言いました。
P不動産:その時、「A土地には以前○○酒店が建っていたので問題ありません。」と言っていました。
役場担当:ちょっと待ってください。他の人に聞いてきます。
・・・・・・・・・・・・・・
役場担当:全員に聞きましたが、そのようなことは言った覚えはないそうです。
役場担当:記録か何かはありますか?
P不動産:文書は残っていませんが、絶対言いました・・・・。

ということで、言った/言わないで、平行線のまま。


9月14日(水)~15(木)/ 地鎮祭3~2日前
P不動産屋さんはこのままでは埒が開かないと、更に上位である県の窓口に行きました。
ここで、いままでのP不動産屋さんと役場窓口、売買状況、建築申請状況を説明しました。
P不動産:A土地の接道は建築基準法に適合した道路ではないのですか?
県窓口:はい、建築基準法に適合していません。
P不動産:それではA土地には新築は建てられないのですか?
県窓口:わかりません。
P不動産:どうすればわかるのですか?
県窓口:詳細な資料をそろえて提出して頂かないと判断できません。
P不動産:わかりました。取り寄せて提出します。
県窓口:もし建築可能となった場合でも、建築条件が付加される可能性が高いです。
P不動産:建築条件とは?
・・・・・・
ここまでの内容が、I工務店さんに報告されました。

そして、お父さんに「16日(金)の地鎮祭の後、30分だけ時間を頂けますか?」との連絡がありました。
お父さんは、A土地にある古井戸と建物基礎との位置関係の詳細な打ち合わせだと勘違いし、
何の疑いもなく「はい」と答えました。



9月16日(金)/ 地鎮祭当日
地鎮祭の詳細は、その時のブログ記事を参照ください。
※一番最後に意味深なことを書いていると思います。

この地鎮祭の時から、一人遠くに今まで見たことがない人がいました。
その人がP不動産屋さんでした。
実はこの人は土地売買契約を結んだ担当の人とは別人だったため、初対面でした。

ということで、地鎮祭終了30分後、
I工務店の営業さんとP不動産屋さんが、居候先であるお母さんの実家に来ました。
名刺を頂いた後、おもむろに、ここまでの経緯を話し始めました。
・・・・・・・・・
お父さん:で、この後の、最善のケースと最悪のケースはどうなりますか?
P不動産:最善のケースは、もちろんいまのままで建てられます。
P不動産:最悪のケースは・・・・・、
P不動産:最悪のケースは、建築条件が付きます。
お父さん:ということは、最悪でも建築は可能ということですね。
P不動産:はい
※後から考えると、この時点ではまだ建築不可の可能性も残っていましたね。
お父さん:では建築条件とは何ですか?
P不動産:耐火建築物で防火設備を設ける必要があります。
お父さん:I工務店さん、現仕様とどこが変わってきますか?
I工務店さん:例えば、ガラスが網ガラスになったり、木製サッシは使えなくなります。
お母さん:網ガラスはイヤ!雰囲気が壊れる!絶対にイヤ!!
お父さん:木製サッシはI工務店さんの最大の特徴!採用できないなんて考えられない!
・・・・(一部、自粛)・・・・・・
お父さん:では、このような事態になった原因はなんですか?
P不動産:?!*+!?(なんか色々言っていたけど覚えていません)
お父さん:そもそも、P不動産屋さんが役場担当から回答を文書でもらわなかったからではないですか?!
P不動産:では、これから県窓口に書類を提出し、その回答を文書でもらいます。
お父さん:(当たり前です。)至急行ってください。
P不動産:但し、県の回答を得るのに最大10日掛かりますので、しばらく時間をください。
・・・・・・・・・・

ということで、この時点で10月1日着工がかなり怪しい雰囲気です。
更に続きますが、それは次回に回します。


ちなみに、ここまでのお父さんの感想ついて。
いろいろアクシデントが起こっていますが、なんだか「楽しい」です。
上記に書いている通り、確かに頭に血が上ることはありました。
それよりも、次々に発生する問題を、あらゆる手段を講じて解決する時の達成感がたまりません。
ある意味、仕事と似ているかも。
(但し、会社の財布ではなく自分の財布で勝負しているので、リスクが違いますけどね。)
ということで、ブログもあまり暗くなっていないと思います。

さて、次回どうなるか。お楽しみに!

ではでは。
by an-dran | 2011-10-01 00:43 | ∟土地

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